





ブラジル・エスピリト・サント州産のピンクファイアクォーツです。
水晶の中に入った内包物が、角度によって鮮やかなピンクに光って見えます。
2000年過ぎから出回り始めたようですが30キロしかとれずすでに幻となっている。というような話を聞きます。
そんな幻の石です。
水晶の内包物として
(ゲータイト)=針状の内包物:紅色
(ヘマタイト)=粒状小結晶の内包物:赤色透明
(クローライト)=六角薄板状の内包物
が見られます。
ピンクに光っている正体はいまいち確証が無くコベリン説、ヘマタイト説が出ております。
ただわかっているのは、水晶の中にピンクのラメが光る物は、限定的な産地のみでしか産出が無いと言うことです。
今後、多く産出されるのか、もしくは更に希少になるのか、謎な石です。
等といわれており、その後全く流通していないように感じます。
ルースでも希少になってきておりますが、このような原石は全く見なくなりました。
見かけるルースも小さなものが多く、こちらのような10ctをこえるルースを見かけても高額になっています。
こちらの石は内包物、クラック等あります。ご了承くださいませ。
サイズ
約 23.1 mm×12.7 mm×6.2 mm
重さ
約13.1ct